November 21, 2005
Rev.15

システック リサーチ インク の概要

(SYSTEC RESEARCH, INC.,)

 株式会社システック リサーチ インクは優れたRF・マイクロウェーブ技術と経験を有するスペシャリスト集団であります。
 当社は設立以来、電子通信、放送及び計測器分野へRF・マイクロウェーブ帯のデジタル周波数シンセサイザの
研究・開発・供給に専念し、更に神奈川県から特別融資・補助金等の公的な種々の事業支援を受けております。
 この成果として、既に20,000台以上のシンセサイザの製造・出荷が達成されました。
 特に我国の地上デジタルTV放送の開始に伴い、その変調方式、OFDMの信号を誤りなく伝送するために、極めて低い位相雑音( -90 dBc/Hz at 100 Hz offset )の信号源が不可欠であります。当社はこの分野で、TV放送機、TV中継局 ( SFN※1, MFN※2)、マイクロウェーブ・リンク (ST Link※3)及びFPU※4へシンセサイザ及び、フェーズロック・オシレタ等を専門的に供給している唯一のメーカーでもあります。
       ※1 SFN ( Single Frequency Networks ),   ※2 MFN  ( Multi Frequency Networks )
       ※3 ST Link ( Studio to Transmitter site Link ),  ※4 FPU ( Filed Pick-up Units )

主要業務

1.デジタルシンセサイザの設計及び製造


 システック リサーチ インクはフラクショナル−N PLL技術に独自の Differential & Cyclic アーキテクチャを統合したデジタルシンセサイザの開発・設計及び製造の分野に於いて他の追従を許さない専門的な技術開発をし、また多くの製造実績を持っております。
 周波数範囲 100MHz〜60GHzに於いて、多様なカストマイズ要求(バンド幅、ステップサイズ、位相ノイズ、その他)に対応した製品の供給を行っております。

2.VCO(電圧制御発振器)の設計・製造


 前項、デジタルシンセサイザのキー・コンポーネントであるVCOの開発は当社にとって非常に重要であり、独自性の高い製品の開発に必要とされておりました。 
 この目的のために当社は、同軸共振器としてTEMモードのセラミックス・レゾネータを採用し、3GHzバンドに於いて、低い位相ノイズ(-120dBc/Hz at 100KHz offset)と広い周波数幅(200MHz以上)の小型VCOの開発を成功裏に完了し、すでに40,000個以上を生産・出荷しております。

3.PDROの設計・製造

    
 3GHz〜60GHzに於いて、低い位相ノイズを要求される高密度デジタル変調通信システム(32QAM, 256QAM, OFDM)のマイクロウェーブ信号源として、5〜15GHzのフェーズロックDROを開発・商品化を計りました。
 このため、当社のシンセサイザは、12GHz以下に於いて、従来の様に逓倍することなく、基本波シンセサイザ(3GHz以下)と全く同一の性能を実現に成功しました。特に、地上波デジタル放送には不可欠のコンポーネントであります。

4.ミリメータ・ウェーブのアップ/ダウンコンバータ

 当社のミリメータ・ウェーブのフェーズロックドDRO(PDRO)の応用分野として、30GHZバンド及び60GHzバンドの
ODU、Up-convertor/Down-convertorを開発し、新規ビジネス分野を拡大しております。
 特に60GHzバンドはNHK放送技術研究所を契約下に於いて、OFDMの広帯域デジタル信号を伝送するUp-convertor/Down-convertorを昨年開発し、引続き商品化のために研究・試験を継続中であり、この新分野は当社に極めて大きなビジネスとなります。

5.W-J Communications社からのRF・マイクロウェーブ・デバイス・コンポーネント輸入・販売


 旧Watkins-Johnson社は、40年の歴史を誇るシリコンバレーで最初に創業した最大手のRF・マイクロウェーブ・メーカーであります。ワイヤレスから、宇宙、防衛分野までの広範囲に渡り、多様なマイクロウェーブ・デバイス・コンポーネント及びシステム開発・供給してまいりましたが、8年前、防衛事業部門を切り離し、ワイヤレス、宇宙通信、放送、CATV等の情報通信分野に特化した、The Wireless EdgeTM , WJ Communicationsとしてスタートしており、現在はMMCの専門メーカーとして、DC-6GHzの高IP3 GaAs MMIC 及び InGaP HBT MMICを量産・提供しております。


主要スタッフ

株式会社 システック リサーチ インク

  代表取締役          岡 聖吾          (IEEEメンバー)

  スペシャリスト         石井 重春        RFサブシステム/VCO

  スペシャリスト         Majid Tayarani      PhDEE, PDRO/MMWave

  スペシャリスト         Esfandiar Mehrshahi  PhDEE, PDRO/MMWave

  スペシャリスト         多田 俊一        デジタル・モデム

  ディレクター           坂本 壮一郎      プロダクション/QC

  Systec Research Inc.,
  U.S.A. Branch Manager    Michael Y. Lin      Marketing & Sales  

 

資本金

   2000万円

 

オフィス

株式会社 システック リサーチ インク

〒229−0031 神奈川県相模原市相模原6−24−14 光南ビル

TEL: 042-759−7440

FAX: 042-759−3234

E-Mail: info@systec-r.com

 

 U.S.オペレーション

 Systec Research Inc., USA Office

 76 Vista Verde Way, Portola Valley, CA 94028

 TEL: +1−650−851−2762

 

主要取引銀行

  スルガ銀行     相模原支店

  八千代銀行     相模原支店        

  CITI BANK    青山支店                


主要取引会社   (アイウエオ順)

     ・池上通信機株式会社

     ・株式会社NHKテクニカルサービス

     ・NHK放送技術研究所

     ・株式会社沖電気コミュニケーションシステムズ

     ・ジェイビルサーキット御殿場株式会社

     ・島田理化工業株式会社

     ・新日本無線株式会社

     ・DXアンテナ株式会社

     ・株式会社東芝

     ・株式会社トキメック

     ・日本通信機株式会社

     ・日本電気エンジニアリング株式会社

     ・日本電気株式会社

     ・日本無線株式会社

     ・パナソニック・モバイルコミュニケーションズ株式会社

     ・日立国際電気株式会社

     ・富士通株式会社

     ・富士通ワイヤレス・システムズ株式会社

     ・マスプロ電工株式会社

     ・松下技研株式会社

     ・株式会社ルネサス テクノロジ


     ・Agilis Communication Technologies Pte Ltd.

     ・DANAM Systems Corporation

     ・Keithley Instrumnts    

     

                                           以上

 

会社沿革

 

1995年11月1日

   *有限会社システック・リサーチ・インクの設立。

1995年11月

   * 当社独自の DCN( Differential & Cyclic & Fractional-N )

   アーキテクチャによるダブル・ループ・デジタル・シンセサイザの開発。

   * DCN−μ− type、シングル・ループ、2.5GHzバンドのデジタル・シンセサイザの受注。

   * DCN− S− type、ダブル・ループ、1.7GHzバンドのデジタル・シンセサイザの受注。

   * DCN− M − type、ダブル・ループ、2GHzバンドのデジタル・シンセサイザの受注。

1995年12月

   * 神奈川県中小企業センターから 20,000千円の特別融資を受ける。

   (ユニークな技術を持つ企業に対するスタート・アップ資金の融資。)

1996年1月

   * ルビジューム原子周波数標準装置の受注。 

1996年2月

   * Ku-バンド、デジタル・シンセサイザの開発・設計の発注。

1996年3月

   * 1.5GHzバンド、6チャンネル送信機の受注。 

1996年4月1日

   * 株式会社システック・リサーチ・インクへ組織変更。

     資本金を10000千円へ増資し、会社組織を有限会社から株式会社へ変更。

1996年6月

   * 米国 Vanguard Engineering Sales 社と代理店契約を締結。 

1996年7月

   * COMSAT Laboratories へ PLO-Uタイプのシンセサイザを輸出。 

1996年10月

   * 創造的事業活動の促進に関する法律に基づき、神奈川県より事業認定を受ける。 

1997年1月

*1月1日付けで倍額増資する。

     (東京中小企業投資育成株式会社の出資による。)

1997年5月

   *神奈川県より設備近代化資金の融資を受ける。(無利子) 

1997年6月

   *創造的事業活動法に基づき、神奈川県より事業補取金2100万円の交付が決まる。

    事業テーマ:Ku−バンドデジタル周波数シンセサイザの開発 

1998年3月

   *18GHzシンセサイザの開発・商品化を計る。 

1998年6月1日

   *米国WJ Communications社と総販売代理店の契約を締結。

2000年3月31日

   *公益信託富士ニュービジネス育成基金(受託者:第一勧業富士信託銀行株式会社)より、助成金500万円の交付が決まる。
     申請プロジェクト名称:「マイクロ波帯の高周波数幅を有するフェーズ・ロックドDRO」。

2000年11月1日

    * 倍額増資し、資本金を4,000万円とする。

2002年10月

   * 株式会社 システック・リサーチ・インクを解散。

2002年11月

   * 株式会社 システック リサーチ インクを相模原市光南ビルに設立。

2002年12月

   * 32GHzバンド、フェーズ・ロックドDRO(PDRO)を開発し、商品化を計る。

2003年1月

   * 衛星放送用地上局ダウン・コンバータ(AFC・AGC機能付)の商品化を計る。

2003年2月

   * 超高速度1Gbitレベルモデムの開発・商品化をスタート。

2003年6月

   * 地上波デジタルTV放送機用の高分解能(IHz)、UHF帯シンセサイザの供給開始。

2003年9月

   * NHK放送技術研究所との契約下で広帯域OFDM信号の伝送用 60 GHzバンドのUp−convertor
     及び Down−Convertorの開発・研究。

2004年4月

   * 地上デジタルTV放送の中継局(SFN、MFN)用UHFバンド高安定度、
     フェーズロックド・オシレータ(CH13〜CH62)の供給を開始する。

2005年4月

   * 地上デジタルTV放送の中継局(SFN、MFN)用オール・チャンネル・タイプのステップ6MHzシンセサイザ
     DCN-SP501/801-Bxxを開発・出荷。 (特願 2005-324196)

   * 新型のFPU用 C/D 及び B/Fバンドのシンセサイザを株式会社池上通信機へ出荷開始。

   * 新型13GHz, 26GHzバンドのDirect PDRO Frequency Synthesizer
      DCN-SC-123-501, DCN-SC-253-102をリリース。 (特願 2005-324197)

   * 新型Dual Loop Microwave Phase Locked Signal Sources PLSS-DD-133-000をリリース。

   * 超小型 Super Compact 5GHz Band PLL Synthesizer SSμ100-502-102をリリース。

   * 当社、2代目の新型 Programmable Digital Attenuator SPA-125-1R0-582を開発。
      株式会社ルネサス テクノロジへ出荷。


メインページへ